スポーツビジョン能力測定が知られつつありますが、 機器を使った検査で数値を出し良い悪いを判断する 健康診断ようなものが目立つのが現状です。 数値のための測定では何の意味もありません。 同時に、能力測定がスポーツビジョンではありません。 トレーニングもありますが、リハビリ的なものが多く、 個々の見方の癖や、眼の状態に適合しない内容を やみくもに行っているのも目立ちます。 視覚を物差しに、メンタルやテクニック、フィジカルなどを 分析判断し、パフォーマンスの向上に生かしたり 改善の アドバイスにつなげることが重要です。 例えばテニスの場合、眼の使い方でレイトヒットの修正ができたり、 非力な人でもオーバスピンが打てたりすることがあるのです。 野球で言えば、肩の開きが早い投手を眼の使い方で改善する こともできます。