メガネの未来と可能性

眼鏡店、屈折業界従事者向けの講習会を行っています。
2006年から視覚情報センターにて月1回定期開催。
2014年からは(株)HOYA大阪営業所や
(株)ニデック東京にて3~6回の定期コースを開催。
他、展示会での単発セミナーなどを行っています。

その後も勉強の継続を希望される方に向けて
月1回上級コースを当センターにて開催中。
講習会では、視機能検査の技術向上をはじめ、
眼鏡店として何を目的にメガネを作るのかを
掘り下げていきます。

基本検査は両眼視機能検査
(アメリカ式21項目検査/ポラテスト)
が土台となります。
しかし、視力矯正や両眼視機能のずれをそろえる
マニュアル的な講習ではありません。

心や身体が楽になる健康につながるメガネや
能力を向上させるメガネを提供するには?
スポーツをはじめ学習や仕事、
日常生活で課題を持つ方々に、
目の使い方、見方からアプローチし
適切なアドバイスをするには
何を見て検査をすればいいのか?
また、なぜ視力低下したのか?という
問いと同じ、なぜずれが起こったのか?
ずれには良いものと悪いものがあるのでは?
といったことを、心や体を含めて推察し、
改善に向かう道を提案できる眼鏡検査を
目指すための講習です。
「みる」ことの追求に終わりはなく、
決めた回数を通ったからといって
身に付くものではありません。
単発や数回コースのセミナーでは、
ほんの入口しかお伝えできませんが、
既存の眼鏡店にはない新しい考え方や
将来性を感じていただく機会として
開催しています。


現象の後追い検査から先を予測し導く検査を目指す
次世代の眼鏡業務従事者が増えることを願い、
毎月の上級コースを開催中です。
メンバーも増えつつあります。

教科書にある理論や既存の方法を実践し
眼鏡販売をしているが、
見えるメガネを作っても何かしっくりこない、
メガネを使う人のためになる
もっと良い方法があるのではないか、
といった疑問と向上心を持っている方は
ぜひ一度、講習会や見学ににお越しください。

視点を変えたところに、既存の眼鏡店にはない
大きな可能性があります。