メガネと眼の使い方・見方で 健康と能力をサポートする

スポーツビジョン現状

スポーツビジョン能力測定が知られつつありますが、
機器を使った検査で数値を出し良い悪いを判断する
健康診断ようなものが目立つのが現状です。
数値のための測定では何の意味もありません。
同時に、能力測定がスポーツビジョンではありません。

トレーニングもありますが、リハビリ的なものが多く、
個々の見方の癖や、眼の状態に適合しない内容を
やみくもに行っているのも目立ちます。

視覚を物差しに、メンタルやテクニック、フィジカルなどを
分析判断し、パフォーマンスの向上に生かしたり 改善の
アドバイスにつなげることが重要です。

例えばテニスの場合、眼の使い方でレイトヒットの修正ができたり、
非力な人でもオーバスピンが打てたりすることがあるのです。
野球で言えば、肩の開きが早い投手を眼の使い方で改善する
こともできます。

レーシック(近視回復手術)後の不調

 近年、手術が手軽になったこともあり、視力回復手術を
受ける人が増えてきました。それにともない、手術後に眼の
疲労や肩首のコリ、頭痛などの苦痛を訴える人も増えています。
再び視力低下を起こす人も少なくありません。せっかく自分の眼で
遠くが見える喜びを手に入れても、眼や体に新たな不調を抱えて
生活するのでは、喜びも半減してしまいます。

視覚情報センターでは元々、視力が良い状態でも、眼や身体の
不調に対する検査やアドバイスを行いメガネを作成しています。
レーシック手術が増えてからは、苦痛を訴える人が一層
多くなっています。身体の症状だけではなく、精神的に
不安定になる方も少なくありません。

手術を後悔していてもはじまりませんし、眼を楽にする方法は
ありますので、検査後には、この先に健康に生活するための
提案をさせていただきます。

 レーシックでの不調の例  
・頭痛 肩こり 首、背中の痛み(筋肉の痛み)
・耳鳴り ・不定愁訴 ・疲れ(特にデスクワークでは顕著)
・視力低下 ・視力不安定  ・精神不安定


 手術にしてもメガネやコンタクトにしても、遠くの視力を
重視した対処のため、肩コリや疲れなどの不調、視力低下の
繰り返しは起こって当然です。人間の眼(みる)は、視力だけ
ではなく心や身体が関係してきます。
ご自身の眼の状態を知り、近視や乱視とはどのような状態か、
なぜ近視になったのか、近視は本当に悪い眼か、
視力を優先することの副作用はないのか、などを
よく検討したうえで視力矯正を選択していただきたいと思います。

一般的なメガネやコンタクト(視力矯正)やレーシック
手術は、遠くのものが見えにくい、つまり、遠方の
裸眼視力が低下したという現象の改善を目指すだけで、
原因を解決するわけではありません。
視力を戻しただけでは同じことを繰り返すのではないでしょうか。
 
視点を変えてみてください。
誰にでも良い視力の時期があったはずです。
そして、視力が良いことに何か不都合があったから
視力が落ちたとも言えます。レーシックに限らず、メガネやコンタクトも
同じです。ただ、メガネやコンタクトの場合、不調を感じたときには、
外すか使用を中止すれば一時的に逃れることが出来ます。
しかし手術の場合はどうしようもありません。
不調を抱え続け体に緊張を溜め込んでいきます。
そのうえ、近くを見るストレスからのがれるため、眼に圧をかけ
眼球が変化すると再び視力低下を起こしていきます。

子供の頃は成長期で眼球の変形も起こりやすいため、
手術をしても進む確率が高くなります。 大人になると
眼球の弾力性も減り変形しにくくなるため、近視や乱視が
進みにくくなります。そのため、レーシックは18歳以上と
している病院が多いようです。ただ、大人の場合、眼球の
変形は起こりにくいのですが、眼を締め付ける圧迫はかかり
続けますので、身体のコリなどにつながっていきます。

 自分の眼で見えた喜びと引き換えに
見落としがちな身体のストレス 

レーシックでは、手術後の視力低下を起こしにくくするため
過矯正になっていることがよくあります。そのため遠方を
見ているときでも筋肉の緊張は高く、近くを見るときには
さらに過剰な緊張を強いられます。
人によっては、最初のうちに訴えていた不調も、そのうち
麻痺し感じなくなっていきます。体からは「緊張の限界」
の信号が出ているのですが無視して頑張ってしまいます。
年齢を重ねると、眼の組織がもろくなっているため、
眼の中の圧力が高まると弱いところが打撃を受けます。
過矯正      
網膜の後方に焦点が結ばれる
  (遠視)の状態


 術後の対処
このような症状が起こっている人、そして症状が出て
いない人にも、眼と身体の健康を守る術後のケアの
ひとつとして、予防にもつながるプロテクトメガネを
お勧めしています。

老眼は人間らしい眼

誰もが、いつまでも若い体力を持ち続けたいと願うものです。
しかし残念ながら、30歳台から起こる筋力の低下は避けることができません。
物を見ることも、眼の筋肉を使っているため、同じことが言えます。
特に遠くが良く見える人(メガネやコンタクトレンズで矯正した
状態の人)が近くを見ることには、筋肉の緊張が強く要求されます。
筋力が老化してくると、手元が見えにくくなって当然なのです。

人類の数百万年の歴史から見ると、パソコンや新聞、書類など、
手元の小さな文字を見続ける生活は、たかだか数百年です。

基本的に人間の眼は
近くの小さなものを
長時間見るようには作られていません。

水や食物については、人に優しい環境問題や自然食を訴えている
時代です。しかし、視覚の環境も、文明の変化によって強いスト
レスを強いられている状況だということを、忘れてはいけません。

老眼になっていくことは、最も自然な状態と言えます。
それなのに、目薬を指したり栄養剤を飲んだり、
幾つになっても手元が見えることが若さの証明の如く
眉間にシワを寄せて視覚ストレスに立ち向かうのは、
近視や乱視の発生を招くだけでなく
身体の健康を損ないかねません。

新しい文明のストレスから眼を守るためには、
文明の利器である老眼鏡を使うことが良いでしょう。
勿論、この場合のメガネも、ただ「よく見える」だけでなく、
筋力のストレス度いを測定し、カラダに楽で脳に早く伝わるメガネ
を選ぶことです。

老眼鏡という名前は楽しくありませんが、少し考えてみて下さい。
外界の情報を入力したいという好奇心や知識欲が
「脳の中を若くする」と考えれば、老眼鏡は決して老いではなく
『若さを手に入れる道具』として楽しめるのではないでしょうか。

近視は悪ではない

片目での話

見ているものが近づくと、ピントを合わせるために
眼の中の筋肉(毛様体筋)が調節運動をします。
望遠鏡が伸び縮みするような機能です。
このときにかかるストレスが近視になる原因の
ひとつと言われています。





遠方が良く見える眼ほど、手元では緊張が高まります。
一方、40cm前後から先がボヤケる近視の眼は、
この距離を見る時調節運動(緊張)をしなくても
ピントを合わすことができます。

つまり、近視の人は遠方視力を犠牲にしている代わりに、
手元では『緊張(調節運動)が少なく、ストレスの
かかりにくい眼』なのです。ただし、集中するために
両眼を寄せて脳の中で1つにするための筋肉(眼外筋)
には、全ての眼に緊張がかかります。
良い眼の基準は、外界の情報が楽に正確に早く脳に
伝わることで、近視の眼は、近方作業においての良い眼、
ということになります。

ただここで間違えないでほしいのは、メガネや
コンタクトレンズで遠方視力を矯正した眼の状態は、
もう近視状態ではありません。矯正した眼は、
正視の人と同じように、手元の作業では調節運動の
緊張が起こります。

30歳を越える頃から調節運動をする筋力が、
年齢による低下を徐々におこしはじめます。
手元の文字がボヤケてくるほどになると、
レンズを用いて矯正します。このメガネが
俗に言う老眼鏡というものです。
しかし見方を変えると、老眼鏡をかける
=人工的に近視の眼を作ることになります。
この必要が無い近視の人は、手元の作業では
良い眼と言えます。もうひとつ言い変えると、
近視の人は眼の中に老眼鏡が出来たとも言えるのです。

近視遠方視力矯正メガネ・コンタクト近視状態ではない

遠くが良く見える眼老眼鏡人工的近視

近視眼の中に老眼鏡が出来た

近視の人は、自分の眼に調節緊張が無く、
楽に物が見える距離を調べてみましょう。
メガネやコンタクトを外し、片眼を手のひらで隠します。
まず右眼だけで、眼前10cmぐらいに置いた新聞などの
文字を見ます。そこから徐々に文字を離していき、
一番ハッキリ見えて、そこから遠ざけるとボヤケる
ギリギリの距離を計ってみて下さい。
左眼も同じように調べてみましょう。
この距離が、調節緊張の無い距離です。

近視以外の眼は、ボヤケずにハッキリ見えたとしても
ストレスがかかっていることがほとんどです。 
60cmほど先までがハッキリ見えて、その先から
ボヤケていく人の場合、40cmの手元を見る時は
軽い緊張があることになります。
初めて近視のメガネを作る人達の多くが
大体このくらいの見え方です。

カラダに効くメガネ

見えにくくなったからと言って、よく見える
コンタクトやメガネを掛けることが原因の
解決でしょうか?ほとんどの人が、以前は
自分の眼でよく見えていたはずです。
遠くがはっきり見えると何か都合が悪いために
視力が落ちたとは考えられませんか?
原因を解決せずにメガネを使っても
同じ事を繰り返すだけです。

メガネを使うとき、見えにくくなった現象を
後追いで処理するだけえはなく、健康の予防や
能力への事前対応が必要です。

メガネは、視力表を読むための道具ではありません。
何ができるか、健康を害さないか、といった身体に
訴えるメガネであるべきだと考えます。
ただ単に「見える」ことと「楽に見る」ことは違います。

メガネはどこで作っても一緒ではありません!


眼は脳の一部 こんな症状が眼から起こることもあります

 
パソコン、タブレット、学習など、
デスクワークによる眼精疲労、頭痛、肩こり、
腰痛をはじめ身体疲労。集中力不足。

 
車の運転による疲れ。車間距離の問題。
乗り物酔い。釣りの浮きによる酔い。
 
 
尖ったものや高所に対する過剰不安。

 
スポーツの距離感、運動能力。

これら以外にも様々なことが眼とつながっています。

左右ふたつの眼(両眼視機能)

左右2つの眼

片眼では、それぞれの距離で楽に見えてるのに、
両眼になったら見えにくく感じたり、片眼の方が
集中しやすく感じる人もいると思います。
これは寄り眼(輻輳)や遠くへ向ける(開散)の
運動機能の原因です。この運動は、物を見るために
重要な要素で視覚能力の大きなウェイトを占めています。
眼のストレスは、片目での問題と両眼での問題
(両眼視機能)があります。

ビジョンストレスを、調節ストレスと輻輳ストレスに
分けて考えると良いでしょう。

近くを見る時の調節ストレス 
 近視 < 正視 < 遠視 = 近視は良い眼

両眼を寄せて集中する(輻輳)ストレス
近視=遠視=正視=乱視 では判断できない。

近視は手元を見る時は良い眼ですが、輻輳力が
不足すると楽ではなく、疲れやすい眼になります。
では、筋力が少ないから鍛えればよいかというと 
一概には言えません。筋力があり過ぎて身体を
壊している例も多いのです。
 
よく、老眼になったら寄り目運動をして改善する
というトレーニングがあります。現象は少し改善
されますが、実は健康にとっては大きな落とし穴です。

また、両眼視機能のバランスが極端に崩れると、
物が2つに見える複視が起こります。
近くの文字を見続け疲れてたとき、物がたぶって
見える経験は、わりと多くの人がしていると思います。
これも輻輳開散運動が引き起こすものです。
左右のずれではなく、上下のずれを持っている人もいます。

メガネには、この機能を助ける仕組み(プリズム)を
入れて作ることができます。コンタクトレンズでは
できませんので、コンタクトの人は、その上から
デスクワーク時に両眼の運動をそろえるメガネを
使うのも良い方法です。

指導者の理解

個人がビジョン能力を高めることは大事なことです。
しかし指導者の理解がないことには、より高い効果に
つながりません。指導者が眼を理解することによって、 
個々の選手の観方(心)の違いや、試合での起用の仕方、
より効果的な指導方法を知る1つの材料になります。

例えば、プレッシャーで内の眼がどんどん集中していく
選手に、「集中しろ」という声のかけかたは逆効果に
なりかねません。逆に、内の眼が分散していく選手には、
どのような指導をしたら良いか。 
現場にいる指導者が、実践者であり開発者でもあります。 
より多くの方が、視覚を理解し現場のレベルアップの
物差しに使っていただきたいと思います。
指導者の「みる」ことへの理解は、個々の特性を活かした
深みのある指導につながるでしょう。

外の眼 内の眼(心の眼)

眼と心

漠然と新聞を読んでいても、気にかけている言語は
眼に飛び込んでくる経験は誰にでもあるでしょう。
また、ふと他のことを考えて 目の前の現象から
集中力が途切れた経験もあるでしょう。 

これらは、見ることと心が大きく関わっている
ということを教えてくれます。人によっては、
眼に写る現象と心が直結しやすいタイプや
眼の前の現象から心が離れやすいタイプなど、
様々な見方の癖があります。
 
スポーツをするには、前者が有利ですし、 
芸術家のように想像力を必要とするなら
後者が向いているでしょう。
また、時と場合に応じて両者を使い分ける
アイテクニックを身につけることも必要です。
 
眼と心のつながりには個人差があり、
視覚能力検査においおては、見る意識を
無視するわけにはいきません。 
視覚機能を、2つに分けて考えてみると、
分析や改善の効率が高まります。
 光学機能(視力など)運動機能(眼球運動など)
ハードウェアを「外の眼 情報処理機能(心・見る意識など)
ソフトウェアを「内の眼」 


外の眼と内の眼がオートマチックな接続状態でなければ、
身体は見えたものに対し正確に早く反応しません。 
内の眼と外の眼が一致しないと、気持ちと行動が
空回りする結果となります。 

内の眼は、経験や学習によって引出しを増やし、
見えないものを観るための眼を作ることで充実します。
そして外の眼との一致感を身につけることで、
心・技・体も大きく活かされます。

良い眼

良い眼とは、健康と能力を助ける眼と言えます。

視力が良くても「みる」ことが健康を損ねているのでは
良い眼ではありません。
外の世界を入力する際、形や色、動き、時間変動、
自分との距離・方向などを、正確に早く楽に脳へ伝え、
的確に身体の反応として出力できるかまでを含め、
眼の能力になります。

ひとつの数値を取り上げて、良い眼を判断することは
できません。生活環境や職業によって基準は変わります。
 
 学習に集中しやすい眼 
 パソコン作業に適した眼 
 ドライバーに適した眼 
 スポーツで能力を発揮しやすい眼   

遠方視力が近視で低くても、近くを見るときは
頑張りがきく良い眼になったり、視力が良くても
立体感などが出ない眼では良い眼とは言えません。
眼(網膜)に映像が映っているけれど、ただ
映しているだけで、行動できない眼もそうです。

視力と「みる」の違い
視力とは『見える』ことであって、ただ眼に写っているだけです。
つまり、どれだけ遠くの小さな物が鮮明に見えるかだけです。
「みる」には「観る・視る・看る・診る」があります。
視力も視覚能力の一部として重要なことではありますが、
視力が良い(見える)ことだけで眼の良し悪しを決めることは、
自動車に例えるならウィンドガラスの見通しが良いだけで
車の性能を語るようなものです。動体視力も同じで部分の話です。

ウィンドガラスの向こうに見えるものが 「何であり」
「どこにあり」 「どう反応すれば良いか」といった、
 分析 → 判断 → 行動までを含めて
良い眼を考える必要があります。

10/7時点での予約状況

10月~11月中、全く空きがありません。
2ヶ月先で一旦受付を締め切らせてもらっていますが、
12月の第1土曜、日曜(12/2-3)は既に満杯です。
空きがあるのは平日数カ所のみとなっております。
ご了承のうえご予約のお電話をいただければ幸いです。