現在の生活環境は、幼児の頃から勉強やテレビ、 パソコン、スマホ、タブレットなど、平面の中での 眼使いがほとんどです。 テレビで山を背景にした人物の映像を見ても、 眼の焦点は画面に固定されたままです。 現実の世界は、自分の意思を伴い、山や人物に 焦点を移したり、周りの状況を把握したり、 三次元的な目の運動が必要です。 現在の視覚環境では、人間が本来備えている 空間認識能力がどんどん低下しています。 これは、日常生活の中でのケガや事故といった 生命の危険性にも関わります。
IT化される前の時代の子供は、 眼の能力が身に付くチャンスに恵まれていました。 石ころのある河原を走り回ったり、コマやビー玉、 竹馬など、視覚機能と身体が一致するような遊びが 自然と行われていました。スポーツも、あえて どこかに通わなくても、公園などでボール遊びを することができました。 しかし現代は、それが難しい環境です。 子供にとっては、身体と結びついた視覚能力を 身に付けるには厳しい時代と言えます。
「周りが見える眼」「奥行きを感じる眼」 「見えない物が見える眼」などは 社会性のある眼と言えます。このような視覚能力を 身につけるために 球技は最適なものの一つだと思います。 昔からある行儀作法もそのひとつでしょう。 野球やサッカーの球技だけではなく、身体を動かす ことに参加するのは、眼の能力を高めるひとつです。 スポーツをしている人すべてが、一流選手になれる わけではありませんが、スポーツを通じて、物の見方や 眼の使い方を身につけることは、今の社会環境を見ると とても大切なことだと思います。
老眼は人間らしい眼
誰もが、いつまでも若い体力を持ち続けたいと願うものです。 しかし残念ながら、30歳台から起こる筋力の低下は避けがたいものです。 物を見ることも、眼の筋肉を使っているため、同じことが言えます。 特に遠くが良く見える人(メガネやコンタクトレンズで矯正した 状態の人)が近くを見ることには、筋肉の緊張が強く要求されます。 筋力が老化してくると、手元が見えにくくなって当然なのです。 人類の数百万年の歴史から見ると、パソコンや新聞、書類など、 手元の小さな文字を見続ける生活は、たかだか数百年です。 基本的に人間の眼は 近くの小さなものを 長時間見るようには作られていないとも言えます 水や食物については、人に優しい環境問題や自然食を訴えている 時代です。しかし、視覚の環境も、文明の変化によって強い ストレスを強いられている傾向があります。 老眼になっていくことは、最も自然な状態と言えます。 それなのに、目薬を指したり栄養剤を飲んだり、 幾つになっても手元が見えることが若さの証明の如く 眉間にシワを寄せて視覚ストレスに立ち向かうのは、 本当に身体に良いことなのでしょうか? 新しい文明のストレスから眼を守るためには、 文明の利器である老眼鏡を使うことをお薦めします。 勿論、この場合のメガネも、ただ「よく見える」だけでなく、 筋力のストレス度を考慮したものを選びたいところです。 老眼鏡という名前は楽しくありませんが、少し考えてみて下さい。 外界の情報を入力したいという好奇心や知識欲が 「脳の中を若くする」と考えれば、老眼鏡は決して老いではなく 『若さを手に入れる道具』として楽しめるのではないでしょうか。
カラダに効くメガネ
見えにくくなったからと言って、よく見える
コンタクトやメガネを掛けることが原因の
解決でしょうか?ほとんどの人が、以前は
自分の眼でよく見えていたはずです。
遠くがはっきり見えると何か都合が悪いために
視力が落ちたとは考えられませんか?
原因を解決せずにメガネを使っても
同じ事を繰り返すだけです。
メガネを使うとき、見えにくくなった現象を
後追いで処理するだけえはなく、健康の予防や
能力への事前対応が必要です。
メガネは、視力表を読むための道具ではありません。
何ができるか、健康を害さないか、といった身体に
訴えるメガネであるべきだと考えます。
ただ単に「見える」ことと「楽に見る」ことは違います。
メガネはどこで作っても一緒ではありません!
眼は脳の一部 こんな症状が眼から起こることもあります
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パソコン、タブレット、学習など、 デスクワークによる眼精疲労、頭痛、肩こり、 腰痛をはじめ身体疲労。集中力不足。
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車の運転による疲れ。車間距離の問題。 乗り物酔い。釣りの浮きによる酔い。
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尖ったものや高所に対する過剰不安。
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スポーツの距離感、運動能力。 これら以外にも様々なことが眼とつながっています。
左右ふたつの眼(両眼視機能)
左右2つの眼
片眼では、それぞれの距離で楽に見えてるのに、 両眼になったら見えにくく感じたり、片眼の方が 集中しやすく感じる人もいると思います。 これは寄り眼(輻輳)や遠くへ向ける(開散)運動が 影響している場合が多いです。この運動は、物を見るために 重要な要素で視覚能力の大きなウェイトを占めています。 眼のストレスは、片目での問題と両眼での問題 (両眼視機能)があります。 ビジョンストレスを、調節ストレスと寄せストレスに 分けて考えると良いでしょう。 近くを見る時の調節ストレス 近視 < 正視 < 遠視 = 近視はストレス少の傾向 両眼を寄せるストレス 近視=遠視=正視=乱視 では判断できない。 近視は手元を見る時は良い眼ですが、寄せ力が 不足すると楽ではなく疲労も強まる傾向があります では、筋力が少ないから鍛えればよいかというと 一概には言えません。筋力があり過ぎて身体を 壊している例もあります。 よく、老眼になったら寄り目運動をして改善する というトレーニングがあります。現象は少し改善 されますが、実は健康にとっては落とし穴に なるかもしれません。 また、両眼視機能のバランスが極端に崩れると、 物が2つに見える現象(複視)が起こる場合があります。 近くの文字を見続け疲れてたとき、物がたぶって 見える経験は、わりと多くの人がしていると思います。 これも両眼の寄せ開き運動が引き起こすものです。 左右のずれではなく、上下のずれを持っている人もいます。 メガネには、この機能を助ける仕組み(プリズム)を 入れて作ることができます。コンタクトレンズでは できませんので、コンタクトの人は、その上から デスクワーク時に両眼の運動をそろえるメガネを 使うのも良い方法です。
外の眼 内の眼(心の眼)
眼と心
漠然と新聞を読んでいても、気にかけている言語は 眼に飛び込んでくる経験は誰にでもあるでしょう。 また、ふと他のことを考えて 目の前の現象から 集中力が途切れた経験もあるでしょう。 これらは、見ることと心が大きく関わっている ということを教えてくれます。人によっては、 眼に写る現象と心が直結しやすいタイプや 眼の前の現象から心が離れやすいタイプなど、 様々な見方の癖があります。 スポーツをするには、前者が有利ですし、 芸術家のように想像力を必要とするなら 後者が向いているでしょう。 また、時と場合に応じて両者を使い分ける アイテクニックを身につけることも必要です。 眼と心のつなぎ方には大きな個人差があります。 視機能を大きくまずは2つに分けて考えます。光学機能(視力など)運動機能(眼球運動など) ハードウェアを「外の眼」
情報処理機能(心・見る意識など) ソフトウェアを「内の眼」 外の眼と内の眼がオートマチックな接続状態でなければ、 身体は見えたものに対し正確に早く反応しません。 内の眼と外の眼が一致しないと、気持ちと行動が 空回りする結果となります。 内の眼は、経験や学習によって引出しを増やし、 見えないものを観るための眼を作ることで充実します。 そして外の眼との一致感を身につけることで、 心・技・体も大きく活かされます。
良い眼
良い眼とは、健康と能力を助ける眼と言えます。 視力が良くても「みる」ことが健康を損ねているのでは 良い眼ではありません。 外の世界を入力する際、形や色、動き、時間変動、 自分との距離・方向などを、正確に早く楽に脳へ伝え、 的確に身体の反応として出力できるかまでを含め、 眼の能力になります。 ひとつの数値を取り上げて、良い眼を判断することは できません。生活環境や職業によって基準は変わります。 学習に集中しやすい眼 パソコン作業に適した眼 ドライバーに適した眼 スポーツで能力を発揮しやすい眼 遠方視力が近視で低くても 近くを見るときは頑張りがきく良い眼だったり、 視力が高くても立体感などが出ない眼では 能力を発揮できない眼だったりします。 眼(網膜)に映像が映っているけれど、ただ 映しているだけで、行動できない眼もそうです。
視力と「みる」の違い 視力とは『見える』ことであって眼に写っているだけです。 つまり、どれだけ遠くの小さな物が鮮明に見えるかだけです。 「みる」には「観る・視る・看る・診る」などがあります。 もちろん視力は能力の一部として重要なものです。 ただ、視力が良い(見える)ことだけで眼の良し悪しを決めることは、 自動車に例えるならウィンドガラスの見通しが良いだけで 車の性能を語るようなものだと思います。動体視力も同じで部分の話です。 ウィンドガラスの向こうに見えるものが 「何であり」 「どこにあり」 「どう反応すれば良いか」といった、 分析 → 判断 → 行動までを含めて良い眼の基準にする、 というのが当センターの考えです。

パソコン、タブレット、学習など、
デスクワークによる眼精疲労、頭痛、肩こり、
腰痛をはじめ身体疲労。集中力不足。
車の運転による疲れ。車間距離の問題。
乗り物酔い。釣りの浮きによる酔い。
尖ったものや高所に対する過剰不安。
スポーツの距離感、運動能力。
これら以外にも様々なことが眼とつながっています。